塩ビ管(アクアポニックスの基本の材料)

アクアポニックスの基本の材料

塩化ビニル製のパイプ、通称、塩ビ管(えんびかん)です。

大口径の場合は、管の肉厚が厚いVP管と肉厚が薄いVU管がありますが、VP40とVU40のように、アルファベットの後の数字が同じであれば、継ぎ手により接続できます。

さらに大口径になるとVPとVUの間にあたる肉厚のVM管もありますが、一般家庭で使うようなサイズの口径ではありません。

VP40とVU40は、管の外径は同じ太さに統一し、肉厚により内径を変えて調節されていますので、一般家庭で使うようなサイズの継ぎ手はVP、VU共通に使えます。

一般的に、肉厚の薄いVU管が、VP管よりも安価ですが、肉厚が厚いVP管は、ポンプによる水の圧送の圧力に、より耐えられます。

アルファベットの後の数字は、mm単位の管の口径を意味しています。

塩ビ管は、様々なメーカーによりつくられていますが、JIS規格に則って製造されているため、どこのメーカーの製品同士でも接続できます。

小口径の塩ビ管は、VP管しかありません。

筆者は、主にVP20とVP13を使用します。

上から、VP25、VP20です。
上から、VP20、VP16、VP13です。
写真にはありませんが、たまにVU40も使用します。

ホームセンターでは、4m、2m、1mの長さの製品が一般的に売られています。

延長が短いほど割高になるため、4mの長さの管がお買い得ですが、長すぎて筆者の車には載りきらないため、2mの管を複数購入して、継ぎ手で接続して使用しています。

塩ビ管用のノコギリで簡単に切断できますので、4mの管を買って、ホームセンターの工作スペースを借りて自分で切断してから、車に積んでも良いかも知れません。