筆者の経験上、ニラは、アクアポニックスと相性の良い野菜です。
土中で横方向に根を伸ばして、伸びた先で地上に芽をだし葉を伸ばす、という成長方法を繰り返して、グローベッド(植物栽培槽)全体を、芝生のように緑で覆ってくれます。
伸びた葉を刈り取っても、地中の根は温存されているため、新しい葉がすぐ伸びてきて、緑の絨毯が復活します。
また、ニラの葉の独特の臭いを虫が嫌うため、あまり虫が寄りつかない点もありがたいです。
一年生の野菜ではないため、一度種を蒔くと、数年間は繰り返し収穫が可能です。
ニラそのものに対する好き嫌いはあるかも知れませんが、もし、お嫌いでなければ、ニラを栽培するグローベッドを一槽持っておくと、アクアポニックスとしては、心強いかぎりです。