アクアポニックスによる空心菜の栽培

アクアポニックスによる栽培記録

筆者がよく栽培する葉物野菜は、空心菜(くうしんさい)という中国野菜です。

もともと水辺を好む性質のため、アクアポニックスとは相性が合います。

エンツァイや朝顔菜(あさがおな)とも呼ばれます。

スーパーでも、収穫された空心菜が、束ねて売られている場合があります。

一般地での種の蒔き時は、3~7月。収穫期は、6~10月とあります。
朝顔菜という名前のとおり、朝顔に似た種と芽をしています。
収穫頃の空心菜です。
一束収穫できました。
刈り取り後の様子です。
空心菜という名前のとおり、茎がストローのように中空です。

空心菜の利点は、増殖の容易さにあります。

茎を切って培地に挿すと、すぐに根が出て、葉が伸びてきます。

種からではなく、スーパーで束で売られている商品の根元を、料理の際に切り落としたものを植えても、簡単に根付きます。

1本の空心菜です。
葉が二、三枚程度つくように、分割します。
先ほど刈り取って、隙間が目立つ培地に、どんどん挿します。
大半が、これだけで根付きます。
約二週間後、再び収穫時期を迎えました。